畳のイグサの中は想像以上に汚れが詰まっています。ヒトの角質、ダニ類の死骸、食べこぼしなどは歩行時に押し固められ、「拭き上げ」ることでより一層押し込んでしまいます。

『匠』のHPPSφ0.06の線径は、金属でありながらヒトの髪の毛に非常に近い細さです。イグサの網目に入り込んで天然素地を痛めることなく。隙間だけをアタックします。

 

【ドライ】

『匠』で目地に沿ってゆっくり確実に一方向で。1ラインごとに必ず掃除機で吸ってください。もちろんHEPAかサイクロンをお勧めします。片側に寄せられた微細な汚れを目にすると、我が子が素手素足でハイハイしていることに抵抗を感じることがあります

 

【ウェット】

アルカリイオン水とウェットバキュームをご用意ください。殺菌力のあるものも推奨します。スプレイヤーでアルカリイオン水をたっぷりと吹きかけすぐに『匠』で目地に沿って一方向で2，3回ブラッシングしてください。すぐにバキュームを2，3回繰り返してください。吹きかけた水量やバキュームのタイミングにより乾燥時間は異なりますが、汚水の黒さにおどろくばかりか乾燥した後に素足で歩くとその違いが歴然とします。風合いをうしなった汚れたタオルも洗濯をすると繊維が空気層を作り、風合いがよくなるのと同じとお考えください。

	シルクを傷めずブラッシングできる金属です
	桐のデリケートな風合いを乱さず表層汚れだけをかきとります
	緻密なエンボスクロスや繊維クロスも傷めません。